いつもの小道に自転車2つ

初音ミク

作詞・作曲 / K.S

編曲 / 零咲はじめ(ichi)

いつもの小道に自転車2つ
横に並んだ君と僕
2月の町中あるはずの
雑音は何故か黙り続けていた

からかうような突風に2人
よろめき笑顔こぼれる
空の青は夕日に変わり
冬の小道を優しく染めた

あの高いビルに邪魔されても
今日太陽が特別 綺麗で
画になるような空を思う
「もう雪は降らないのかな?」

彼は誰時の6時過ぎだっけな
着信音は なぜか遠く
今の僕にできることは
君に「おはよう」と 
文字を打ち返すだけ

風に吹かれて路を行く人も
今日もまた昨日と同じ
そんな日僕ら夕焼けの中
いつもの路を帰った静かな午後

あの空の雲が赤く染まり
今日 君の声は照れ隠すよう
カバンに入れた君の気持ち
もう雪は降らないだろう

顔が冷たい 吐く息は白い
無機質な町 飽き飽きしている
そして繰り返す 乾いた日々
また何度目かの冬が過ぎてゆく

黄昏時の5時過ぎだったけな
どうせ「義理」だと思ってたけど…
今の僕にできることは
君に「ありがとう」
ボタンを押してくだけ

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